がくぶん総合教育センターの
通信講座のクラフト関係のものでは、必要な道具・材料に至るまでをテキストといっしょにお送りしています。がくぶんのテキストは、いずれもその分野の第一人者の先生が当センターの受講生のためだけに執筆されたもので、一般書店では絶対に手に入らないものです。安心してお始めください。
がくぶんで見つけました。フィギュア模型士(?)ってどういうものなんですか?
がくぶんの説明では、勝手に考えてるのは元となる粘土のようなもので、手作業で作るのかなと思ってます。
でも、かたに液流して固めるんではないんですか?
じゃなきゃきれいにできないし…かたから作るんですか?
通信教育業者が自社認定の独自の資格として設定している為の名称です。
普通は「造形作家」または「原型師」と呼ばれます。
ファンドと言う石粉粘土やパテを使ってフィギュアをゼロから作って行きます。
(プロの原型師の場合は、クライアントの依頼に応じて製品の元になる造形と塗装見本を製作する形になります)
基本的にはパテや粘土を盛り上げては削り、仕上げに近づくとサーフェーサーを吹いては磨く…の繰り返しです。
粘土やパテの無垢のままでは強度が低いため、レジンキャストなどの強度の有る材質に置き換えたり、左右対称のパーツを複数作ったりするための、「型を作って立体を複製する」と言う技術もある程度必要になります。
仰られている、「型に液を流して固める・・・」と言うのはこれの事を指します。
(これが出来ると自分で販売する為の少数のキットなら自分で作る事もできます)
造形の技術もですが、作家としてのセンスや目利きも問われますし、専業のプロとして食える人は本当に一握りです。
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テーマ : 資格取得 - ジャンル : 学問・文化・芸術
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